「アスピリンでがんリスク低下」に新根拠、米研究




アスピリンを定期的に服用することで、主に大腸や胃などの消化管がん発症リスクが有意に減少するとの研究結果が3日、米国医師会(AMA)発行の医学誌「JAMA腫瘍学(JAMA Oncology)」に発表された。

 研究は、アスピリンの使用で大腸内視鏡検査などのすでに確立されている予防的スクリーニング検査を代替するのではなく、補うようにすべきだと示唆している。

 研究論文の主執筆者、米マサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital)のアンドリュー・チャン(Andrew Chan)氏は「これで多くの人々、特に心疾患予防といった(アスピリンを)定期的に服用する理由がある人々に、大腸がんのリスクを減らすためアスピリンの服用を検討することを推奨できる」と話す。

「アスピリンの使用が、スクリーニング検査で予防されると考えられる数に加えてかなり多数の大腸がん症例の予防につながると考えられること、そして、がんのスクリーニング検査に投じるべきリソースが不足している状況ではその恩恵はさらに大きくなる可能性があることを、今回の結果は示唆している」

 定期的なアスピリン服用が大腸がん予防の助けになることは、これまでの研究でも示されていたが、あらゆる種類のがんに対するアスピリンの予防効果はそれほど明らかにされていなかった。

 そこで研究チームは、看護師や医療従事者13万6000人近くを対象とする健康調査で収集された32年分相当のデータを分析した。

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